昇涙酒造
私は常々思っていたことがあります。
日本酒は世界でブームになりつつあるのに、海外で作ることができなければ広がらないに違いない。
しかし、私は海外で作られても結局身内びいきなので海外産を買って「うちの子が一番」と言いたいと思っていました。
飲みに行った時にも海外で作られた日本酒の品評ができる日はいつ来るのかと話していました。
でも、その時言われた意見としては「日本酒は軟水でないと味に雑味が出るから、作られたとしても海外資本が蔵元を買収するだけでしょう」と言われ悲しくなった記憶があります。
前置きが長くなりましたが何が言いたいかというと、あったんです!!海外産日本酒
フランス蔵元の《昇涙酒造さん》
Les Larmes du Levant
今回写真撮り忘れたので、内容は公式ホームページで確認を(-_-;)
出会いは日本橋高島屋の日本酒祭
やはり海を越えて来たので、少々価格帯は上でしたが、琥珀色の見た目に濃厚な香りと少し濃い甘さのあじ。
バターに合いそうな日本酒でした。
お米と酵母は日本産を使用し、こだわり抜かれて作られたのこと。
品名も雷や風、浪などのんだかセンスを感じるラインナップ。
私は常々思う。
米と水と酵母のみの日本酒。
なのに作りによって味がいくようにも変わる。
こんな表現力のあるものはなかなかない。
だからこそ、海外の方の解釈も知りたい。
今後海外の蔵元のお酒も増え、飲み、うちの子が一番を出来なくなりそわそわする体験もあるかもしれない。
そんな楽しい経験を想像させてくれるいい出会いでした。